Think Pictorially, Visualize, and Materialize.

1990年から2017年までの30年近く、北九州エリアのシンボルとして親しまれたテーマパーク「スペースワールド」の閉園後、イオンモールが管理・運営する「THE OUTLETS KITAKYUSHU（ジ・アウトレット北九州）」が2022年に開業しました。
CENTER（笠原が前職より担当）は、開発当初のマーケティングリサーチを実施した上で、地域性と観光性を生かした差別化が求められる中での課題を整理。SC・MDコンセプトである「Meet Amazing Emotion（五感ふるわせ、つながる場所）」というショッピングモールコンセプトの具現化を支援しました。

社内に多くのサービス群を保有する伊藤忠エネクス株式会社。各商標はコーポレート・コミュニケーション室が総合管理していたものの、各事業やサービスのブランド規定には強く関与していないことから、全社的に最適なブランドの規定や開発、運用が難しい状況でした。そこで、全社で統一した運用管理を行うための課題を整理した上で、自社が保有する商標群の運用方法や利用手続き、新ブランドを立ち上げる際のプロセスなどをまとめたブランドガイドブックやフォーマットツール等を制作。ブランドが誕生し、成長を経て拡大するだけでなく、仮にその役目を終える場合までの一連の流れや規定を整理することで、企業が自社ブランドを適切に管理・運用できるよう支援しています。

NTTコミュニケーションズ株式会社が運営する事業共創プログラム「OPEN HUB」のプロモーション戦略立案のため、「顧客分析」（インタビューによる定性調査、アンケートによる定量調査など）、「社会分析」（イノベーション企業の有無、DX疲れの状況把握など）、「自社分析」（OPEN HUBメンバー、カタリスト、営業担当者へのインタビュー）を実施し、課題の整理や強みの明確化を実施。その上で、事業共創プログラムの魅力発信や、社内組織との連携強化などの戦略および具体的な戦術施策を提案。その後、OPEN HUBのプロモーションビデオ制作、顧客向けのタッチパネル制作、オウンドメディア向けのコンテンツ制作など、プランニングからコンテンツ制作まで一連のプロセスにおいて伴走しながら施策運営を支援しています。

子どもたちの探究脳を伸ばすための脳科学学習塾「RAKUTO」を全国で展開する株式会社らくと。2020年に発生したコロナ禍を機に、参加型学習を自宅から受講できるようにするなど、オンラインでのサービス提供体制を充実化させました。その際、同校が取り組むRAKUTO式探究脳開発メソッドやその魅力を全国のターゲットユーザーに訴求できるよう、リブランディングを実施。リブランディング戦略を立案した上で、ブランドロゴの開発やロゴデザインを配した名刺、パンフレットを制作。また、オフィシャルサイトやオンライン受講向けのランディングページ、デジタル広告訴求などを行い、全国からの資料請求や問い合わせ、入塾体験、入塾手続きなどがスムーズに行えるようデジタルマーケティング全般を支援しました。

三井不動産ビルマネジメント株式会社の「働き方変革推進室＋人事部＋総務部」の3部合同で進める従業員エンゲージメント向上施策のパートナーとして、 CENTERは2021年に社外事例や社員ヒアリングなど社内外の調査結果から、同社の傾向を分析し、課題に対するマスタープランを立案しました。また、2022年以降は、課題の一つであった“若手社員とマネジメント社員との価値観や意識の溝の存在”を提示。若手社員のエンゲージメント向上のため、マネジメント社員自らが問題の把握や課題解決を立案、さらに実施に至るまでのプロジェクトを開発および運営し、マネジメント社員の意識変革を支援しています。

社会や事業環境の変化により多くの企業で変革が求められる中、経営者と社員が共通の価値観を持ち事業を運営できるようコミュニケーションを促進していくインナーコミュニケーションの重要性が高まっています。NTTコミュニケーションズも、NTTグループの組織再編や世の中のDXニーズの拡大などに迅速に対応していくため、毎年インナーコミュニケーション戦略を策定し取り組みを進めています。その中で、CENTERは年間戦略の策定を支援し、社内イベントや社員のためのワークショップ開催、ポスターや映像制作、特設サイト制作、オンライン中継（社員イベント、社長メッセージ配信）、社内報を通じたコンテンツ発信など、各種施策の企画およびディレクションや制作を担ってきました。